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帰国のこと

またまたお久しぶりの更新ですな。
この間何をやっていたかというとですね、7月中旬に帰国しまして
彼と私の家族との初対面をしました。
今でこそすっかり打ち解けていますが、始めのうちはなかなか大変でした。
帰国前に『アメリカ人の彼氏がいる。』と報告してからの両親は、明らかに拒絶。
彼を伴って帰国すると言っても、『家には泊めない!』なんて言われてしまうし・・・。
帰国するまでは憂鬱な日々を過ごしていました。
一番喜んで欲しい両親に受け入れてもらえない悲しさや、
会う前からこれでは彼や彼の両親にも申し訳ないという気持ち、
いっそのこと両親とは会わせない方が良いのだろうかとも考えました。
そんな不安定だった私を助けてくれたのは、
語学学校のクラスメートとやっぱり彼でした。
クラスメートからは、『両親は私の幸せを何より願っている』と、
私が忘れかけていたことを気づかせてくれました。
私と私の周りにいてくれる人は皆、
私が幸せになるという、同じゴールを目指しているけれど、
ゴールに向かうルートが違うことが間々あるんですよね。
誰も私の不幸なんか望んではいない。そんな当たり前のことに
改めて気づいたときから、正面から向き合おうと決めたのでした。
私が今幸せでいること。彼は素晴らしい人で、一緒に生きて生きたいこと。
それを両親に話さないとね。わかってもらえなさそうだからと
逃げてしまうこともできたけれど、そうしなくて本当に良かったです。

不安で面倒くさくなった時に彼と話したのは・・・

ねぇ・・・。私の両親は君を気持ちよくは迎えられないみたい。
嫌な思いをするだけなら、今回は一緒に日本へは行かないで、
時機をみて後日来ることにしてはどうかな?

i今君だけを帰国させたら、もう戻ってこれなくなると思う。
ご両親に僕のことを見てもらう前に時間をおいても意味がないと思うんだ。
でも会う前に一つだけ聞いておきたいことがあるんだ。
もし、ご両親が僕達のことをすごく反対したとして、僕か家族かを
選ばなければならない時、僕を選んでくれる?

想像して少し恐くなってしまったけど、私は彼についていくと頷いた。
そっか。それならやっぱり今回会うことにしよう。
会って、僕達を見てもらおう。
僕一人でもこれから君を幸せにするよう頑張るけれど、
僕がどんなに頑張っても、君と家族との心が離れてしまっていたら
その幸せは100%じゃなくなっちゃうと思うんだ。
だからできるだけのことはしよう。それでもダメならそのときに諦めよう。

この言葉でどんなに救われたかしれません。
彼は私に欠けている部分を持っている人なんだな、とも思いました。
彼と一緒なら、誰とだって向き合える。そう思えました。
by toco_22 | 2006-10-23 18:54 | 彼とのこと
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